正月太りをリセットする方法

多くの人にとってはお正月は仕事や時間に追われず、リラックス過ごせる数少ない時間です。

友人や家族と居心地の良い時間を過ごして
ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎてしまったという経験がある人も多いでしょう。

お正月が過ぎて「またやってしまった・・・」と頭を抱えるのが、そう「正月太り」です。

今回は「正月太り」を考察、そして対応策までご紹介します。

正月太りのように短期間で「太ってしまった」場合は
脂肪ではなく実は「むくみ」によって体重が増える場合が多いです。

特に年末年始、お正月は体がむくみやすい条件が揃っています。

  • 味の濃い食事
  • 低い気温
  • 運動不足

そもそも、むくみとは?

「間質液が増えた状態」を指します。

その「間質液」とは?

体重の約60%を体液(水分)が占めています。
そのうち3分の2が細胞内液(つまり細胞の中の液体)。
残りの3分の1が細胞外液と呼ばれる液体です。

この細胞外液のうち約3分の2が間質液です。

つまりむくみというのは、体液のうちで細胞外液の間質液の量が増えた状態と言えます。

特に普段の生活でむくみやすいのは脚です。

脚がむくみやすい理由として、重力があります。

心臓が高い位置にあるため、下半身に溜まった体液(細胞外液)は脚の筋肉が動くことでポンプのように体液を心臓に押し出して、全身の循環を促します。

しかし、体液の循環が低下し、体の間質液が多いままだとむくみの状態になるのです。

余分な間質液が排出されず、むくんでしまう理由にはいくつかあります。

冬場にむくみやすい理由

1、運動不足

一日立ち仕事や座り仕事をして、あまり体を動かさないでいると、

ふくらはぎの筋肉のポンプ機能が働かないため、体液の循環が低下してむくみやすくなります。

2、水分補給が足りない

水分量が足りないと、血液がドロドロになって血行不良を起こして、体液の循環が低下します。

3、塩分過多

年末年始などで、味の濃い食事をしていると、体内の塩分濃度を調整するために体が水分をより多く蓄えようとするため、むくみやすくなります。

簡単にできる3つのむくみ対策

1、ふくらはぎのストレッチやマッサージ、むくみ防止の靴下などで、ポンプ機能を利用する。

下半身に溜まりやすい体液はふくらはぎの筋肉を収縮することで、ポンプの役割を果たして体液の循環を行います。

ふくらはぎのストレッチなどでポンプ機能を働かせると良いです。またマッサージやフォームローラーを利用するのも有効です。

また、体が冷えると血行不良になってポンプ機能が低下するので、特に脚が冷えないように長ズボンやレッグウォーマーなどで温度調整もしましょう。

2、こまめな水分補給で血行不良を防ぐ。

気温が低いと、体温を維持するために余計に水分を排出しようとします。その結果、血液がドロドロになり血流が悪くなるのです。血流を良くする為にもコップ一杯程度のこまめな水分補給を心がけましょう。一度に多量に水を飲むと、体調を崩すことがありますので、150ml程度のお水を1〜2時間に一回飲むようにします。

3、カリウムを意識して摂取する

カリウムには塩分に含まれるナトリウムと拮抗する作用がある。つまり、余分な水分を排出してくれるのです。

味が濃かったり、塩分が多い食事だと感じたら、カリウムが多く含まれる食材を摂取すれば良いです。
バナナや海苔ですね。その他ですと、里芋、カボチャ、ニラ、水菜、ナスなども良いです。

肉や魚もカリウムが多いですが、調理の段階で塩や醤油などでナトリウムを多く使うので、除外しました。

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