筋膜を整えるメリット
筋膜や筋肉の伸縮性を整えることで期待できる効果を解説します。
冷え性
冷え性の原因はいくつかあるのですが、体の血行が悪くなることで冷えやすくなります。
体の血行を良くする方法の一つとして、筋肉の活動量を上げるというのがあります。
筋肉の伸縮性が低下し、普段あまり動いていない筋肉を動きやすくすることで、筋肉の活動量が上がり血行が良くなると冷えにくい体になります。
むくみ
筋肉があまり動いていなかったり、血行不良によってむくみやすい体になります。
特にふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、下半身の血液を心臓に戻す役割があります。
筋膜や筋肉の動きを整えることで、血液が下半身にたまることを防ぐことでむくみの改善を期待することができます。
エネルギー代謝
エネルギー代謝
筋肉の長さは普段の活動に依存する性質があります。英語ではadaptation of shorteningというのですが、日本語だと「短縮な適応」と言います。
つまり、姿勢(猫背、反り腰)や日常生活の身体の動き(職業柄など)の癖によって特定の筋肉が縮んだポジションのまま過ごすことが多いと
筋肉は本来よりも縮み込んでしまい、いざ運動やストレッチをしようとしても上手く動かないということが起きます。
すると、本来活動するはずの筋肉が動かずエネルギー消費も減ってしまうため代謝が悪い体になります。
縮み上がった筋肉や筋膜を適正に整えることで、エネルギー消費も増え、体の代謝も上がります。
慢性的な痛み
筋膜の中には無数のセンサーがあることがわかっています。
それは痛みを感知するセンサーや振動、圧力、温度、湿度など
様々なセンサーが存在しています。
例えば、痛みを感知するセンサーは普段であれば、体を動かしたり、しても反応しないのですが、
筋膜の滑走性が鈍くなり、筋膜同士の摩擦が増すことで痛みのセンサーが反応し、「痛み」の情報を脳を送り、痛みを感じることになります。
筋膜の動きが整う、滑走性が良くなることで、余計な摩擦が減り、痛みを感じにくくなります。
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